英語の時刻・日付(年月日)
時間・時刻
アメリカとイギリス違い
- どちらも午前、午後に分けた12時間表示がスタンダード。
日本のように22:00というような24時間表示は特殊な場合が多い。 アメリカに比べてイギリスの方が24時間表示を使うケースがある。特に時刻表などでよく使われている。 - アメリカは : コロン で区切る。 例) 10:30
イギリスは . ピリオドで区切る。 例) 10.30 - 読み方でも一部違いがある。(次を参照)
時刻の読み方
- 時間、分をそれぞれ基数で読む。
●時●分 | |
1:20 | one twenty |
3:25 | three twenty-five |
11:35 | eleven thirty-five |
●時15分 | |
10:15 | ten fifteen quarter past ten (イギリス) quarter after ten (※アメリカ) |
●時30分 | |
10:30 | ten thirty half past ten (イギリス) |
●時45分 | |
10:45 | ten forty-five quarter to ten (イギリス) quarter before ten (※アメリカ) |
- イギリスでは15分、30分のときに 「past」、45分のときに 「to」 を使った表現が主流。
- ※アメリカの 「quarter after」、「quarter before」 は、かなりレアな表現。
通常は基数のまま読む。
o'clock を使った表現
o'clock とは of the clock の略で、hour と同じ意味。- 12時間表示のみで使用する
1 o'clock ~ 12 o'clock の間で使用し、13 o'clockなど24時間表記では使用しない。 - 分があるときは使用しない
1時15分のときに、one twenty o'clock と使用できない。 - 0:00の表示には使わない
1時の場合、1:00 o'clock とはせず、1 o'clockとする。
a.m. p.m. (午前・午後の表現)
- 時間を表す数字の後であれば、何時でも付けることができる。
例) 1 a.m.、1:15 a.m.、01:30 a.m. - 「. (ピリオド)」は、あっても無くても、どちらでも問題ない。
アメリカではピリオドを付けるa.m. p.m.が多く、イギリスではam、pmと続けることが多い。 - a.m. p.m.は必ず数字の後に付ける。
○ 1 a.m.
× a.m. 1 - 数字とa.m. p.m.の間にスペースを入れる。
○ 1 a.m.
× 1a.m. - 読み方は エーエム、ピーエム
ピリオドがあっても無くても同じ
午前 | 午後 |
1:00 a.m. | 1:00 p.m. |
2:00 a.m. | 2:00 p.m. |
3:00 a.m. | 3:00 p.m. |
4:00 a.m. | 4:00 p.m. |
5:00 a.m. | 5:00 p.m. |
6:00 a.m. | 6:00 p.m. |
7:00 a.m. | 7:00 p.m. |
8:00 a.m. | 8:00 p.m. |
9:00 a.m. | 9:00 p.m. |
10:00 a.m. | 10:00 p.m. |
11:00 a.m. | 11:00 p.m. |
Noon (12 noon) 12:00 p.m |
Midnight (12 midnight) 12:00 a.m |
- 小文字で書く方が主流とされている。 (大文字を好む人もいる)
- 12:00の時は、noon、midnightを使うことが多い。
理由は以下の混乱があるため。
正午は午前12時か、午後12時か?
正午(Noon)の時、12:00 p.m.なのか、12:00 a.m.かで意見が分かれる場合がある。
(どちらが正式なのかという論争があるほど)
そのため混乱を避けたいときは、noon、midnightを使用し、はっきりさせる。
午前と午後の混乱について
Confusion at noon and midnight (wiki:英語) 日本の時刻制度について
時刻の表記(広報Q&A) (日本広報協会 )
午前と午後 (wiki:日本語)
時刻をハッキリさせる表現
以下もよく使われる。朝 |
in the morningを使う
例) 午前7時 ⇒ seven in the morning ⇒ 7 a.m. in the morning |
昼 |
in the afternoonを使う
例) 午後1時 ⇒ one in the afternoon ⇒ 1 p.m. in the afternoon |
晩 |
in the eveningを使う
例) 午後7時 ⇒ seven in the evening ⇒ 7 p.m. in the evening |
- a.m. p.m.はラテン語が元
ante meridiem ⇒ a.m.
post meridiem ⇒ p.m.
日本では 「AM 3:00~」 など前後関係なく使っているケースを多く見かけますが、英語圏の人からは大きな文法ミスとして、かなり違和感があるようです。
日本語で「3時」のことを 「時3」 とするような感じかなと…。 - 番組表などで 25時~という表記を見かけますが、日本特有の表現なので海外では 「何それ」 となります…。